知って嬉しい、豆知識 初秋の香り『菊湯』で、夏の疲れをほぐしましょう 2014.9
9月9日は「重陽の節句」。菊を用いて不老長寿を願うことから別名「菊の節句」といいます。中国の陰陽思想では、奇数を縁起のよい“陽”の数とし、陽の最大数である「9」が重なる9月9日を「重陽」として節句の一つにしました。日本でも不老長寿の薬として菊酒を飲む風習があります。
菊の芳香には、カンフェンなどの精油成分が皮膚を刺激して血行を促進し、身体の痛みを和らげる効果があります。保温効果も高く、身体が芯まで温まるので、夏の疲れをほぐすバスタイムには相性ピッタリ。
<菊湯のつくり方>
・キク科の多年草のリュウノウギクを使います。 ・花の開花期に地上部全草を刈り取り乾燥させます。 ・乾燥したものを細かく刻んで布袋に入れて浴槽に浮かべます。もしくは花を摘み取り、浴槽の湯に浮かべます。 |
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