お米の特長を知って、美味しく楽しみませんか?
銘柄によって味わいも違うので、 お好みを選び、おすすめの研ぎ方で美味しくいただきましょう!
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みなさまに暮らしと住まいを快適にするためのちょっと役立つ情報をお届けいたします。 今回のテーマは「お米を美味しく食べよう」です。 日本の食卓に欠かせないお米。そんなお米を知って、おいしく食べてみませんか? 日本のお米は、なんと70種類以上あるそうです。そんななかから、よく見られるお米の特長をご紹介します。 |
お米の銘柄によって 味わいもいろいろ!
「コシヒカリ」は、甘味と強い粘りが特長。味や香り、ツヤに優れ、冷めてもおいしいので、お弁当やおにぎりに最適です。もちろん、和洋中どの料理にも合います。 「ササニシキ」は、あっさりとしていますが、噛むほどにほのかな甘みが増すのが特長。寿司酢と相性抜群なので、ちらしずしなど良いですね。
「ひとめぼれ」は、さっぱりとした味わいで、粘りもあります。「コシヒカリ」の種を受け継ぐので、和洋中のどの料理とも合い、卵との相性もいいので、シンプルに卵かけごはんを楽しむのも良いですよ。
「あきたこまち」も「コシヒカリ」の種を受け継ぐお米で、甘さ、旨みのバランスが良く、しっかりとした粒と噛んだときのモチモチ感があるので、おにぎりや丼ものに最適です。一方、刺身など、あっさりとした和食にも合います。
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コシヒカリは、和洋中どの料理にも合う万能選手♪ |
おいしい炊き方のポイント
まずは計量です。お米を入れたカップを、テーブルなどで底をトントンして、余分な空気を抜きながらすり切り1杯を量りましょう。お米を洗うときは、お米をたっぷりの水に浸したら何もせず、すぐに水を捨て、指を立てて軽くかき混ぜます。今は精米技術が進んでいるので、軽く7~8回混ぜれば充分です。水を入れて捨てたら、また水を入れて、指を立てて軽く混ぜる工程を2~3回します。そして、30分~1時間浸水すれば、ご飯がふっくら炊けます。
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透明になるまで研ぐ必要ナシ! とぎ汁にも栄養は残っているので少しにごっているくらいが良いです。 |
水加減は、新米なら炊飯器の合数のメモリより気持ち少なめの水量がおすすめ。古米は水を少々多めで。氷を2、3個入れたりして、冷たい水で炊くとお米が水をゆっくり吸水して、水分がお米のすみずみまで行き渡り、粘りや旨みが増します。
プラスアルファして お米の変化を楽しもう!
白米に混ぜることで栄養がアップすると人気なのが「もち麦」。食物繊維やタンパク質が豊富です。もち麦を混ぜる際は、例えば2合に対し、3割(100グラム)以上ならしっかり味わえます。水量は、もち麦の2倍を白米の水量に足しましょう。
ビタミン群や亜鉛など栄養豊富な玄米も人気。コツをつかめばもちっとおいしい玄米が炊き上がります。計量は白米と同様。とぎ方は、最初の水を捨てたら、1回、玄米を手のひらでボウルなどにこすりつけるように強めに研ぎます。そして、薄皮が浮かなくなるまで水替えを。炊くときに塩をひとつまみ入れると、アクが抜け、よりおいしくなります。炊飯器に玄米モードがあれば、自動で浸水するのでそのまま炊くか、お好みで2時間ほど浸水させると甘みと栄養がアップします。玄米モードのない炊飯器なら、冷蔵庫で6時間~ひと晩浸水させましょう。
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玄米の水量は1合に対して1.5~2倍、例えば、2合だと約600mlが目安。お好みの水加減を見つけてくださいね♪ |