6月3日(日)に「これでスッキリ!塗り替えリフォーム成功セミナー」を開催しました。
NCCプラスデコでは、お客様に塗り替えで失敗してほしくないとの思いから今回のセミナーを企画致しました。
塗り替えをお考えの方はもちろん、ご発注済みのお客様にとりましても有意義なセミナーとなりました。
講師は住宅外装リフォームサポートセンター 外装劣化診断士の古畑先生。
服装も重要!ということで白衣を着て、ポケットには聴診器を入れ、まるで今から外壁の診断をするかのような雰囲気です。
まず最初に先日オープンした東京スカイツリーを例に挙げフッ素塗料についてを説明しました。
東京スカイツリーは100年間、電波塔としての機能を果たす耐久性が求められています。
それを可能としたのがフッ素塗料。重防食塗装仕様なので、一般の住宅を東京スカイツリーと同じ仕様で塗装・・・ということは無理ですが、フッ素塗料がいかに耐久性がよいかが分かります。
その後は、自分でできる外壁診断の仕方や住宅を劣化させる原因などを説明しました。
また、外壁の表面をマイクロスコープで見ることもしました。築7年くらいで肉眼では見えないけれど細かなひび割れが入り始めることなど、皆さんに知っていただきました。
古畑先生のセミナー後、当社スタッフ、有賀が塗装工事の事や塗装で使う特殊な器具、塗料の実験などの説明をしました。
「タスペーサー」と呼ばれるコロニヤル屋根に使う器具は、みなさん本当に不思議そうにご覧になっていました。古畑先生のセミナーでも取り上げましたが、タスペーサーを使うことで塗装をした際、屋根材のスキマを塗料で埋めてしまうことを防ぎます。(屋根材のスキマが埋まってしまうと、万が一、屋根材のわずかなスキマなどから雨水が入った時、その水の出口が無くなってしまうのでその部分から腐食がおこる場合があります)。
TOTOのハイドロテクトコートという塗料の実験では、塗装してある板に汚れが付いたものをお客様に水をかけてもらい、汚れが落ちやすいことを見てもらいました。このハイドロテクトコートという塗料は光触媒機能も備えており、雨水によって外壁の汚れが落ちるのはもちろん、太陽の光によっても汚れを分解するという働きがあります!
ガイナという特殊な塗料の実験では、熱の伝わり方を紹介したり、ガイナを塗装してあるフライパンを加熱し、その上に氷を置いて融ける様子をみてもらいました。ガイナの塗料を塗ったフライパンの上の氷は、融け方がだいぶ遅くなります=熱が伝わりにくいことを実際にご覧いただきました。このようにガイナ塗装は熱の伝わりを抑えるので、屋根に塗装すると屋根の表面温度を下げる効果があります。夏場、素足では出れないほど暑くなるベランダの床にもいいですね。
施工事例をご覧になっている方も大勢いらっしゃいました。皆さん、まずは自分の家に近い家(大きさや外壁材の材質など)をチェックされていました。
本当に多くのお客様にお集まりいただき、塗装のイロハをお伝えできたこと、嬉しく思います。
ご参加いただきましたお客様、本当にありがとうございました。
また、本当は行きたかったけど日程が合わなかった・・・という方もご安心下さい。
弊社には、外壁診断のできる営業(大野他)がおりますので、ご連絡をいただければご自宅へ伺い「古畑式外壁診断」を致します。
NCCプラスデコでは、今後もお客様のお役に立つセミナーを企画していることろです。
どうぞお楽しみに。