10月14日(日)に第2段「これでスッキリ!塗り替えリフォーム成功セミナー」を開催しました。
今回も住宅外装リフォームサポートセンター 外装劣化診断士の古畑先生を講師をお招きし、塗装においての大切なポイントなどを講義しました。
参加者は総勢20名!これから塗装をお考えの方はもちろん、既に業者さんに見積り依頼をしている方や塗装屋さんも参加されていました。
この塗装セミナーでお話する重要なポイントは『業者選び!』
いかに良い業者さんにめぐり合えるかで、同じ金額の塗装工事費用がかかったとしても塗装してから数年後の外壁や屋根の状態は変わってきます。そんな業者選びの話からスタートしました。
関東方面からお越しいただいた古畑先生。東京スカイツリーを例に挙げフッ素塗料についてを説明しました。東京スカイツリーは100年間、電波塔としての機能を果たす耐久性が求められています。25年ごとにメンテナンスはしますが、100年間全面塗替えはしない・・・という設計になっています。
今回は、そんなフッ素塗料の原料である蛍石の現物も飾ってありました。ところどころ紫色の入った石です。
その後は断熱の話。今、遮熱塗料などがよく取り上げられているが、効果の有無はそのお宅の構造によってまちまちです。屋根用の遮熱塗料を塗っても、屋根裏が換気により常に外気温と同じだっだりすると、せっかくの効果が半減してしまいます。ですので、遮熱塗料を検討する際は、住宅の構造も考えて採用する・・・または、一番熱の出入りの多い窓に樹脂内窓を取付けたり、庇など窓際に影を作るのがお勧めです。
古畑先生のセミナー後、当社スタッフ、有賀が弊社の塗装工事の紹介や塗装で使う特殊な器具、塗料の実験などの説明をしました。下地処理の大切さはもちろん、色の選び方の注意点などを伝えました。
場所を変えて、実際の道具や塗料の性能を見ていただくコーナーでは、「タスペーサー」や「雨筋ストッパー」を紹介しました。「タスペーサー」は、コロニアル屋根に使用する部材で、塗料によって屋根材どうしがくっついてしまうことを防ぎます。また、「雨筋ストッパー」は、窓下によくみられる雨筋跡を防ぐ部材で、簡単に取付けることが可能です。
TOTOの「ハイドロテクトカラーコート」という塗料の実験では、お客様にご協力を頂きました。
一般の塗料を塗った板と、「ハイドロテクトカラーコート」を塗った板とにそれぞれ水をかけてもらい、汚れが落ちやすいことを見てもらいました。
このハイドロテクトコートという塗料は光触媒機能も備えており、雨水によって外壁の汚れが落ちるのはもちろん、太陽の光によっても汚れを分解するという働きがあります。
「ガイナ」という特殊な塗料の実験では、断熱効果がどの位すぐれているかをご覧いただきました。一般の塗料を塗った板金、「ガイナ」を塗った板金同時に太陽光にみたてた光源をあて、温度上昇の確認をします。すると30秒ほどで一般の塗料を塗った板金、「ガイナ」を塗った板金との温度差が10℃近くまで開きました。
また、「ガイナ」には触れた物と同じ温度になる性質があって、室内の壁に塗れば冷房効果や暖房効果アップが期待できます。
休憩中やセミナー終了後には新たしくなった塗装コーナーをご案内したり施工事例をご覧いただきました。皆さん、まずは自分の家に近い家(大きさや外壁材の材質など)をチェックされていました。
今回も本当にに多くのお客様にお集まりいただき、塗装のイロハをお伝えできたこと、嬉しく思います。また、多くのご質問をお寄せ頂きありがとうございました。
これらの質問は、他の塗替えをお考えの皆様にとっても貴重なものですので、反映させていきたいと思います。ご参加いただきましたお客様、本当にありがとうございました。
また、行きたかったけど日程が合わなかった・・・という方もご安心下さい。
弊社には、外壁診断のできる営業(大野他)がおりますので、ご連絡をいただければご自宅へ伺い「古畑式外壁診断」を致します。
NCCプラスデコでは、今後もお客様のお役に立つセミナーを企画しております。どうぞお楽しみに。