長野県美術展に参加しています!

公開日:2014/11/17(月) 更新日:2014/11/22(土) ひとりごと

 

皆さん、こんにちは。

今日は長野県美術展についてお話します。

 

現在開催中の第66回長野県美術展(以下、「県展」)に参加させていただいております。

県展は例年、松本で開催されているようですが、今年は上田市美術館が開館したこともあって、上田で開催されています。来週は都合が悪いので、先日、行ってきました!

 

      

 

とても素敵な美術館です。建物は細長く、弧を描くような形をしており、両サイドに小部屋がついています。この小部屋は一般の方も利用(例えば演奏の練習や、デッサン教室など)できるようなスペースなのです。

 

県展参加者は何回でも入館無料なのでさっそく入ってみます!

受付の方にご挨拶をして、いざ!!

 

   

 

やはり皆さん、上手い…!写実的だ、ということではなく、モノの捉え方や色彩の配置が抜群です。いくつかお気に入りの絵を見つけました。

「子どものアトリエ」と称して、子どもたちによる作品の展示もありましたよ~^^

「物事を考える力」を養うのには、美術教育は欠かせません。上手く描こうとする美術はもう昔の話。美術は素材と素材を組み合わせる手仕事ですから、考える力がどんどん身につく、良い教材なんですよ。

 

展覧会は北信から南信まで順に展示されているので、伊那に住んでいる私のは最後のほうにありました。

 

 

あの白いのが私の作品です。会期中なので、申し訳ありませんが作品の様子が分かりやすい写真を載せられません。スタッフ紹介にもありますが、普段キリンを描いているので、今回もキリンをモチーフにしました。今、私が取り組んでいるのが「小さな声」です。最近は「小さな声」のなかでも「内緒話」にシフトして取り組んでいます。ここでいう「内緒話」とは、他の誰にも聞かれたくないことを自分と相手のなかだけで共有する、ということです。発話者の口元と聞き手の耳との間にはその会話の内容に対する小さい声や低いトーン、(発話者の)視線、表情などが当事者たちの間でせめぎあっているのです。その空間を描けるようになるのが今の私の目標です。空間という見えないものを描くわけですから、いつもかなり集中して色を選びます。そのわずかな空間を描くだけで一週間以上かかることもあります。

いろいろ書きすぎてしまいましたが、今回の県展は日本画、洋画、彫刻、もちろん陶芸も、作家それぞれの魂がぎゅっと詰まった作品ばかりです。展覧会というと堅苦しいですから、「自分は今、どんなもの(どんなイメージ)が好きなのかな?」という疑問を持ちながら行ってみると楽しめるかと思います。あるいは、「自分の家のリビングに飾るとしたら…」と思いを馳せながら見ていると楽しいですよ^^

以下、展覧会の詳細です。

 

第66回長野県美術展
開催場所  上田市美術館
会期    11月16日(日)~11月30日(日) AM9:00~PM5:00

      (最終日はPM3:00まで)

休館日   11月18日(火)、11月25日(火)

入場料   大人:500円 高校生・中学生:100円

 

みなさまお誘いあわせの上、ぜひいらしてください!

 

◆◆◆ プラスデコ 田原 ◆◆◆

 

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