建築士法改正で平成20年11月より、建築士事務所に所属する一級建築士、二級建築士は、3年ごと(法改正前は5年まで)に定期講習を受けなければならなくなりました。
前回の定期講習よりだいぶ日がたってしまったので、日建学院の二級建築士定期講習会を受けてきました。
5月の受講者は10人未満、通信衛星を使った全国一律の映像講義を、静かな環境の中、集中して受ける事ができました。
47都道府県、91会場一律映像講義なので、時間のズレが無く、女性案内アシストと男性講師がわかりやすくポイントを絞ってスムーズに話しており、大変聞きやすかったです。
講習後の、終了考査用のポイントのまとめも少々あり、ちょっとお得な気分。
少人数なので、人の動き(咳払い、くしゃみ、貧乏ゆすり)なども、さほど気にせず快適な講習会でした。
昼の休憩時、飲食する場所があるのも快適だった理由ですね。
この定期講習会は、長野県建築士事務所協会でも年間6回ほど開催しておりますが、長野や松本、諏訪など主要な市の文化会館で100人以上の受講者規模となっていますし、受講料が少し高めです。
また、講師は”生”で話すので、聞き取りにくい声、単調な話し方をされ、睡魔が襲ってきて、話が聞けない可能性もありそう。(過去の講義はこんな印象でした。)
衛星画像による講義は大変、聞き取りやすい講義だったのですが、
『法第26条の5第1の規及び同第2項において準用する第10項の23から第10条の25の規定に定める・・・』とういような文章ばかりなので、気を引き締めていないと、寝てしまいそうになります。
今回の講習では、建築基準法や建築士法ほか関連法規の改正箇所および地球環境、持続可能な建築について講義を受けました。
地球温暖化防止に対し、建築に関わる仕事をしている私たちの義務や責任を感じました。
講義終了後の終了考査は、1時間。
講義終了後のポイントのまとめがそのまま終了考査に出ると思ったら大違い。
結構、テキストをあっちこっちとめくり、問題の確かな答えを探すのに時間がかかりました。
そう簡単に、答えられる問題ばかりではなかった。以前受けた管理建築士の終了考査と同じです。
ボーっと講義を聴いていたら間違いなく落っちゃいますね。
終了考査の結果は、来月中旬。
たぶん、大丈夫と確信しておりますが・・・。
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