ビストロ松島亭のすんきピッツァに続きまして、
木曽町福島八沢の御菓子司 芳香堂へ
すんきまつりのHPでは、”すんき大福”と”すんきパイ”を作っていると書かれていましたが、
お店で奥様に聞くと、
2月も終りだから、「すんき」が少なくなってきて、大福は今年はもう作らない。パイならあるよ!
と残念なお言葉。もう3月になるので仕方ないです。
春、年末の「すんき」の漬け込み用として、各家少し「すんき」をとっておくそうです。
秋、収穫した赤かぶを湯がいて、少し冷ましたところへ”すんき種”を乗せ、また湯がいた赤かぶを乗せといった具合に交互に重ねていき保温、3日ほどですんき菌(植物性乳酸菌)により赤かぶが発酵し、塩無しの漬物が出来上がるそう。
「すんき」が無くなったからといって新たに作ろうとしても、材料の赤かぶが無いから出来ない。初冬に仕込んだ分が無くなればおしまいなんです。
そんな貴重な郷土食「すんき」は、家ごと菌が違うので「すんき」の味が違い、毎年「すんき」コンクールがあって、今年は開田高原の学生さんのすんきが優勝したそう!
「すんき」って塩を使ってない発酵食品だってこと、今更ながら良くわかりました。
今までのイメージは、野沢菜漬けが酸っぱくなったものと一緒だったので、大変失礼してしまいました。
「すんき」の事が良くわかったところで、
御菓子司 芳香堂 名物そば饅頭のミニサイズの”そばっこ”と包装したての”すんきパイ”を購入して店を出ました。今年の師走には、”すんき大福”作っていることを願って!
すんきパイ シールが手書きでかわいい!
包装後、店員さんがハサミを入れていたのは、コレだったんです。
↓ 開封用の切り込み!
鰹ぶしとマヨネーズ、醤油、チーズで味を整えた「すんき」の具入り。
パリパリのパイ生地と以外にも合って、良い味です。
1袋2個入りペロッと食べれちゃいそうでした。
”そぱっこ”は10個入り。直径3cmの一口サイズでこしあんの中につぶあんが混ざっている風。
ケースのテープが剥がしやすいように、
折ってありお店の方の心使いをうれしく思います。↑↑
蕎麦の香りのする上品なお饅頭でした。
”すんきパンとケーキ”の店『ぷるまん』へ続きます。
??? プラスデコ 赤須 ???
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