高岡市に国宝があったんですね。去年も来たのに、高岡大仏しか気がつきませんでした。
土蔵造りの町並み散策の後、瑞龍寺へ。
高岡駅から歩いて10分。
瑞龍寺は、加賀二代藩主前田利長公の菩提をとむらうために、三代藩主利常公によって約20年の歳月をかけ建立されました。
平成9年に、山門、仏殿、法堂が国宝に指定された、江戸初期の禅宗寺院です。
入口の総門から山門、仏殿、法堂が一直線に位置し、その壮大さと気品と風格、荘厳さに圧倒されます。
俗世界とはまったく別世界に入った感覚がありました。(写真↑は山門、逆光で見えないですね)
仏殿に入り見上げると、複雑な木組みの屋根裏が見えます。梁に木彫りもあり先人の技術のスゴさを感じます。
大庫裏(重要文化財)は、200人分の料理や配膳ができるようなかまどがあります。
僧が200名寝泊まりできたということもありますが、災害時の避難所としての役割もあったようです。
角が無くまるく造られたかまどは、両側から使うことが出来、まるでアイランドキッチンのよう!
天井は、漆喰塗りで曲線になっており、湯気が冷えてできる結露に配慮された造り。
上部の障子窓は現代の排煙窓にあたり調理する部屋としての配慮がある構造になっていて、関心しました。
京都のお寺とは違った空気感の瑞龍寺でした。
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