花びら餅

年始の生菓子といえば、淡いピンク色が華やかな『花びら餅』。
甘く煮たごぼうと白味噌餡とピンク色の餅を、求肥で二つ折りに包んだ和菓子です。

平安時代からの伝統ある生菓子ですが、ごぼうと餡の組み合わせが「どうなのカナ？」と、食べた事がなかったのですが今年、初食！　伊那市内の和菓子屋さんの花びら餅を味わいました。


　薄い求肥に濃いピンク色の餅、ごぼう２本が入って伝統的な中身で、大ぶり。［古町あかはね］


　厚めの求肥中央が淡いピンクに染められ、ほっくり餡は味噌味強め、ごぼうは1本 自然のままの色でごぼう味がしっかり。［千登勢］


　こちらも染めてあるタイプ、塩味が強めの餡、ごぼう味控え目の甘いごぼうは１本。［菊香堂］


　こちらも染めてあるタイプ、唯一片栗粉がついてない、ごぼうは１本。［菓子庵石川］

見た目、味ともそれぞれ特徴があり楽しめましたが、何で鮎を模したものがごぼうになったのかなと、時の流れによる変化のおもしろさを感じました。