植田 耀太  リフォームアドバイザー  

大工さんが使うえんぴつ

公開日:2019/03/20(水) 更新日:2020/03/03(火) 業務の中で

建築界のノーベル賞といわれる『プリツカー賞』
建築界へ深い貢献をした人物を称え、毎年原則一人へ授与される賞となっています。
これまで43人が受賞されたプリツカー賞。今年は日本人で8人目となる磯崎新さんが受賞されました。

職人同士で休憩中にかわす話題の中で、このような建築業界を牽引するワールドワイドなものから、身近なことの話までいつも楽しい現場です。
最近気になったのは業界の必需品、鉛筆の話。

設備スタッフが一言「大工さんの使う鉛筆は薄くて見えないんだよね」
大工スタッフは「これじゃなきゃすぐ折れちゃうんだよ」と3Hの鉛筆を耳から取り出しました。

3Hくらいの硬度なら多少力を入れてもしっかりと刻みの印をつけることができます。
建築製図でも下書きで使われ、薄さ自体も指でこすれば消えるくらいの濃度なので大工さんにとって強い味方となっています。

当たり前に感じるようになったことでも、初めて聞いたときは一つ一つの意味に関心しました。
この前、引退された大工さんから長く続けていても毎日発見があると聞き、
このホームページ等を通して業界の面白いお話をお伝えできればなとより深く意識しました。

  プラスデコ 植田

 

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