塗装用刷毛

塗装用刷毛といっても、形や大きさ、刷毛部分の素材も様々。

写真は、大塚刷毛製造㈱さんの刷毛。高級品です！


刷毛のサイズは一般に号数で表示されますが、
タタミに関東間、関西間サイズがあるように、関東と関西では刷毛の寸法と形状が違うんです。

刷毛の部分も関西形の法が微妙に短くなっています。
素材も、馬毛、豚毛、山羊毛、化繊、植物など、用途によって使い分けます。


中央の黒い刷毛は、太くてしっかりした馬の尾の毛製。

16号、1寸6分ということで、寸筒刷毛の通称で呼ばれます。

この刷毛は、薬品用 耐酸刷毛で化繊刷毛製。



これらの刷毛は手作りで高級感たっぷり、使うのがもったいないくらいです。
化粧用刷毛も良いものは、肌触りが良く、万単位のお値段ですものね。

良い道具で使う場所や用途により使い分け、良い仕事ができるってことです。