いつのまにか、田んぼのカエルの声が虫の声に変わっていました。
お盆休みももう終わりです。皆さんどう過ごされましたか。
今年のお盆はいつもと違って、お盆中 母が旅に出たので、ご先祖様のお世話を任されました。
お世話とは、毎日、お茶と食事をお供えする事。
気軽な気持ちで引き受けたのですが、実際にやってみると結構大変。
普段食卓に並ぶもので動物系の食物以外のものをお供えすればいいのですが、いざとなると
お供えできる料理が少ないので、その度何か作っていました。
(おかげさまで、おかずの数が増え食卓がにぎやかになりましたが・・・。)
しかし、箸添えを忘れていたので、「ご先祖様 ご飯食べれなかったかなぁ」と心配しております。
私の実家では、ご飯やそうめんの下に柏の葉を敷き、箸はススキの茎の丈夫そうなところを使っていました。
皆さんのお宅ではいかがでしょうか?
そして、精霊馬作り。
子供の頃、作った記憶はあるけれど大人になってからは皆無。
Webで見た写真を頼りに、割り箸を刺して作ってみる。
箸を刺すバランスが難しいですね。箸を刺した所から野菜汁が出てくるし、皆どうやってるの?
不安げな精霊馬作り。失敗したら替えのナスないし・・・。
なんとか、4本足で立ったのでトウモロコシの穂でしっぽを付け、
多少かっこ悪いけど許してもらって、そうめんの蔵を乗せて精霊馬の出来上がり!
実家では、「ご先祖様が帰る時のお土産」として、若いくるみや栗を枝ごとお供えしてあったけど
うちにはないので、豆でも持ってってもらおうかと考えてみたり。(後で調べたら米粉だんごでいいらしい。)
お盆休み中は、お客様が来ている感じでした。(実際、ご先祖様がいらしてるんですけど。)
夜、伊那市街では送り火を焚くお宅がチラホラ。伊那市でも、15日夜 焚くお宅もあるのですね。
(うちは、16日の朝です。16日の夕刻に焚いているお宅もありました。それぞれですね。)
炎って、なにかなつかしい感じ、情感的な感じがします。
今日は、終戦記念日。
日本兵が現在の日本に表れるドラマをチラッと見たのですが、
今の日本をどう思うか?の問いに
『”平和”で”便利”になった。しかし、便利すぎると物事を簡単に済ますようになるので良くない。』
その通りです!
達成感がないし、人を思う気持ちも薄れる。
このお盆休み、お盆の務めをし手作りのお供えをし、達成感を感じています。
(毎年、している方には
いつになく、いろいろと考えさせられたお盆休みでした。
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