トタン屋根のすき間

公開日:2009/06/25(木) 更新日:2009/06/29(月) 外壁・屋根
お客さまから心配事があるとご連絡をいただきました。以前屋根の塗装工事でお世話になったお客さまです。

「屋根を見たらすき間があいてる!塗装前は確かなかったのになぁ・・・」

お客さまの心配事を少しでも解消できればと思い、板金屋さんと一緒に現地を見てきました。
確かに、すき間が開いていました。写真で見えるすき間(黒く見えるところ)は実は、屋根のつなぎ目になっているのです。横長の屋根(一文字葺き)で、デザインのあるトタンでしたので、家の端から端までの長さが無かったのですね。そのために、何枚かのトタンの板をつないで施工されていました。今回、この部分が目だってしまたのは ①屋根は常に太陽にあたっているのでとても熱くなります。トタン(鉄)は熱くなると伸び、気温が下がれば縮みます。この伸び縮みの影響で、開いたように見えた可能性があります。②今までツヤの無い状態からツヤのある状態(今回のように塗装をしたときなど)には、今まで気づかなかった凹凸などが分かることがあります。③明るい色で塗り替えた際、重なりの境目の部分は影が目立って見えてしまう・・・
そんな理由が考えられます。
いづれにせよ、今までこの状態で(塗装する前の段階でも)で雨漏りは無かったということですので、まず大丈夫です。家を大切にしていらっしゃるのが伝わってきました。

(塗り替え相談室 坂野)


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