南信州の山々で鍛え上げられた私は、海を目指す道中の、あの海がだんだんと見えてくる景色に幼き頃から今でも胸が高鳴り続けます。
感性は無くなることはなく、追加更新され、飛騨高山を目指す道中でも鼓動が強くなるのを感じました。
飛騨街道を目的地に向け走る車内から、高山の異様な建築が目に留まります。
新築だろうが店舗だろうが、ほとんどの木部の【木口】が白く塗られています。
神社仏閣であればよく目にする化粧ですが、保護技術の向上により当時で言う胡粉(胡粉について)は白が目立ちすぎるのであまり使われません。
習わしなのか、魔除けなのか、それとも同じ大工さんが全部請け負ったのか、
答えを楽しみに検索をかけると、木材の保護から派生した単なる「伝統」だそうです。むしろ伝統だけでここまで忠実に受け継がれているのが素敵すぎる。
地域特有と言えば、金沢では高貴なお部屋に群青色が設えられています。
こちらのルーツは加賀藩13代藩主の前田斉泰が1863年に建てた「成巽閣」からと、テレビで見ました。
群青壁を仕上げることが一流の左官職人の証であり、憧れでもあるそうです。
画像は群青壁風トイレリフォーム
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