赤茶けたような、緑のような
塗り替えのタイミングっていつなの……?シリーズ第三弾!
今回は、あれっ!いつの間に……なんてことが多い苔やら藻やらカビやらをクローズアップします。
とあるお家の屋根の様子です。建てられてから20年以上が経過し、色も褪せて素地がほとんど剥き出しの状態。
使用されている屋根材はスレート屋根といって、85%がセメント、残りの15%が石綿で出来ているため、表面の防水が切れるとどんどん水を吸ってしまいます。
水を吸うとどうなるかといえば、写真をご覧いただければわかると思います。
特に北側に面している屋根ですと吸い込んだ水分が乾き難く、いつでも湿った状態になりますので藻や苔、カビが発生しやすくなってしまうのです。
このように目に見えて藻や苔・カビが発生している場合は、屋根に限らず壁も同じく、著しく防水性が失われている可能性が高い上に、その状態がある程度の期間続いていることを示します。
また、これから寒くなってくると、昼間吸い込んだ水分が夜のうちに凍ってしまい、屋根材自体を爆裂させてヒビや割れを誘発します。
このように、赤茶けたような緑のような苔や藻・カビがでてくると、お家の印象もダウンしてしまいます。
防水能力もほぼ0に近く、塗装のタイミングとしては丁度いいか、あるいは――。
屋根・外壁に発生した苔や藻・カビは、塗装の際に高圧洗浄をもって洗い流します。
塗料によっては苔や藻・カビを防ぐ添加剤を入れることが出来たり、塗料自体に耐性のあるものもあります。
お家の屋根や壁をふと見上げた時、ちょっとだけ注意してみてみることをオススメしますよ!
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