遮熱塗料って何？

「遮熱塗料」って聞いたことありますか？
字のごとく、熱を遮る塗料なのですがこれじゃよくわかりませんよね。

真夏の屋根。太陽がガンガン照りつけてじわりじわりと今にも湯気が出てきそう。この屋根が熱くなるのは、ご存知の通り太陽の光のため。光は熱に変わるのです。屋根は何も遮られるものがないから光が直にあたり、吸収されて熱に変わります。

ここで遮熱塗料の登場！写真は遮熱塗料を塗った鉄板（左）と一般の塗料を塗った鉄板（右)に強い光（中央に光源が写っちゃってます）を当てて１０分程度経過した時のものです。温度計の数字（小さいから）見えるでしょうか。左（遮熱塗料を塗った鉄板）は３２．９度に対し右（一般の塗料を塗った鉄板）は４３．１度。１０度近くも差が出ています！！！遮熱塗料を塗った鉄板は素手で触れましたが、一般の塗料を塗った鉄板はヤケドをしちゃいそう（＞＜）

なぜこんなに差が出たかというと、遮熱塗料は光を反射するからです。つまり、光を少ししか吸収しません。ということは、熱に変わる量も少ない。だから温度が上がりにくい！と言う訳。納得して頂けました？　　（塗り替え相談室　坂野）