『食事後、すぐに歯を磨くとエナメル質がやわらかくなっているので削れてしまう。』
というＴＶ番組を見てから半年、半信半疑ながら食後の歯磨きは時間を置くようにしていました。
歯の点検で歯医者に行く機会があり、先生に聞くと、
「唾液が多い人は特に、食後すぐ磨かない方がいいですね。
唾液により口の中の酸性が中和され、歯が再石灰化されます。
なので、できれば30分くらいまでの時間をおいて、磨いた方がいいですね。」 とのお話。
歯医者さんにいただいた、日本経済新聞の記事によると、
健康の為に飲む黒酢やかんきつ類、熱中症予防にやスポーツ時に飲むスポーツ飲料、ビールなどアルコールは酸性（pH5.5以下）。
これらを飲む時は、ダラダラ飲食を止め、水やお茶で口をすすぎ予防する。
食べたものが酸性（pH5.5以下）かどうかなんて判断がつかないから、
とりあえず食後は、時間が許せば30分くらい経ってから、歯を磨いたほうが安全で、
昔の常識、『食後３分以内に磨く』 は、やめた方が良い！
また、口の中の食べカスが歯垢になるまで48～72時間かかるので、毎食事後磨かなくてもいい。
寝る前に歯ブラシの2/3ほどのフッ素入りの歯磨き粉をつけ、歯茎に練り込む感覚で使う。
フッ素が水で流れないように最小限のすすぎでとどめる。
今は、研磨剤を入れなくても汚れを落とせるようになったので、
”研磨剤が歯を傷つける”とか”泡立ちが磨けた気にさせる” なんて技術の進歩で無いようです。
☆☆ 結 論 ☆☆
・食事後は、30分置いてから歯を磨く。 だらだら飲食はしない！
・歯磨きは、寝る前にしっかり磨く。 デンタルフロスも活用しよう！
・歯ブラシにたっぷりフッ素入りの歯磨き粉をつけて歯を磨く！ すすぎは最小限に！
健康な歯で一生を過ごす為、気をつけてみてはいかがでしょうか。
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