赤須恵美子 設計・経理 自己紹介へ

”サラダ油”は、ほどほどに。。。

公開日:2015/02/06(金) 更新日:2015/03/24(火) お役立ち情報ひとりごと

 

『元気ライフ vol.59』にて「そのサラダ油が脳と体を壊してる」という、食用油についての本を紹介させていただきました。この本以外にも、今の日本の食用油の怖さを書いた本もたくさん出ていますが、読むのも大変ですし、皆さんに健康的に年を重ねていただきたいので少しだけ食用油について紹介させていただきます。

実際、この本の紹介をしましたらお客様より、「どんな油を摂ったらいいのか?」とお問い合わせもありましたし、、、。

この「そのサラダ油が脳と体を壊してる」の著者は脳化学専門医、医学博士の山嶋哲盛氏。最近、アルツハイマー病の主因がサラダ油からできるヒドロキシノネナールであることを発見。独自の神経心理テスト等で病気の早期発見と予防的治療を行っています。

本の中では脳の記憶のメカニズムやダメージをどう受けるのか細胞レベルでわかりやく説明しています。簡単にいうと、“海馬”という記憶の指令センターにダメージが及ぶと、アルツハイマー病になってしまいます。

細胞のダメージ(酸化、老化)を大きく促進させるのが、一般に販売されているオメガ6系脂肪酸である、“サラダ油(リノール酸)”なんです。リノール酸を加熱するとヒドロキシノネナールが発生!神経細胞を破壊する猛毒です。電磁波やタバコの煙、ストレス、農薬からも細胞はダメージを受けますがどうにもならない外的要因。ならば、油だけでも気をつけて何とかしたいですね。

なぜ、油が大事か?というと、脳の60%は油から出来ているので人体で作れないオメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸は『細胞にとって必要な油』。それも4:1で、オメガ3系脂肪酸を多く摂るのが望ましいところ、今、日本で一般的に多く摂取されているのは、オメガ6系脂肪酸の“サラダ油(リノール酸)”。1:10以上、50倍というヒドイ摂取バランスの人もいるようです。

 

たくさん摂りすぎてはいけないオメガ6系脂肪酸の“サラダ油”は、主成分がリノール酸の菜種油(キャノーラ油)、大豆油、コーン油、紅花油(サフラワー油)。

 

製造過程から見ていくと、具体的に何で×なの良くかわかります。

原材料はほぼ輸入なので何かしら農薬、薬剤処理されている→油を作る時に効率を上げるため化学薬品ヘキサンを添加・過熱して抽出(ヒドロキシノネナール発生①)→ヘキサン除去のため高温加熱処理(ヒドロキシノネナール発生②)薬品は完全に消えない→スーパー店頭へ(ヒドロキシノネナール入り)→家庭、お惣菜、飲食店で加熱(ヒドロキシノネナール発生③)→お惣菜や残った揚げ物を電子レンジで温める(ヒドロキシノネナール発生④)

という感じに、ひどい時で4回熱せられたサラダ油内に発生する猛毒、ヒドロキシノネナール入りの食品を口にしていることになります。

 

熱しても酸化しにくい油は、こめ油(米ぬか油)とごま油です! フライにはこめ油、天麩羅にはごま油と区別して使うと揚げ物がおいしく、健康に良いです。ごま油は低温圧搾のものの方が、安心して口にできます。高いですけどね。。。韓国では、日本のように薬品を使って抽出された安いごま油は、ごま油として認められてないそうです。

 

次回は、脳と体に良い油、悪い油&食品 の紹介をします。

 

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