プラスデコは、明日2日(土)より6日(水)まで、休ませていただきます。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。
さて前回はどのくらいの頻度で換気をすればよいのか、3月23日に発表された空気調和・衛生工学会、日本建築学会の緊急会長談話の一部をまとめてみました。
今回は、お部屋の開口部、窓やドアのどの位置を開ければ効率よく換気ができるかをお伝えします。基本は、お部屋の長手方向に空気の流れを作るとよいです。
※家庭内にウイルス感染者がいない場合です。
※図中の空気の流れは、主な流れのイメージです。図中の「空気の停滞」部分も空気の動きはあります。
上から見た図(平面図)です。
①開ける位置に偏りがあると、空気が停滞する場所ができます。引き違い窓の場合、③のように開ける位置をなるべく対角線になるように窓を開けるとお部屋全体を早く換気できます。窓がない場合は停滞する場所にサーキュレーターや扇風機を置いて空気の流れを作りましょう!
②角部屋にありがちな、90度に窓が位置する場合。この場合も、空気が停滞する場所が出来てしまいます。ドアを開けることで空気の流れも変わます。また、停滞する場所にサーキュレーターや扇風機を置いて空気の流れを作りましょう!
③長手方向、対角線上に開口部を開けると、まんべんなく早く換気できます。廊下の窓を開けて空気の流れをよくしましょう! 更に、開けた窓に向けてサーキュレーターや扇風機を回すと効率よくお部屋の空気を外へ出せます。
注意:扇風機等を室内側に向け外部の空気を部屋に入れる方法は、汚れた空気が部屋にとどまることがあるのでおすすめしません。
次は、横から見た室内です。
④お部屋の高い位置に給気口があると、お部屋の上部は換気できますが、人がいる下部は空気が停滞しがちです。ドアを開けたり、停滞する場所にサーキュレーターや扇風機を置いて空気の流れを作りましょう!
⑤高低差があるほうが、早く換気できます。 早く換気できる理想的な空気の流れは下部から上部に流れると早くまんべんなく換気できます。
今回のGWは自粛ということで、デコメンバーも自宅の片づけやメンテナンスをする人が多いようです。気候も良くなりお家のチェック、メンテナンスにはよいお休みです。この機会に換気も効率よくできるよう工夫するというのも、良いタイミングかと思います。給気口や換気扇のフィルターに目づまりがないか、物や家具が置かれていないか点検してみては!
では、有意義なお休みをお過ごしくださいませ。
プラスデコ 赤須 ☺
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