まだ暑さに慣れていない6月、熱中症が心配な季節となってきました。私どもが属する建設業は昨年、職場での死亡者数が全業種最多を記録しています。冷暖房できない多くの工事現場では、環境を変えることができません。なので、熱中症になりにくい体づくりや作業前の習慣がカギとなってきます。
信州大学の能勢博特任教授によると、人間の体温調整は、
①毛細血管を通じて体内の熱を皮膚表面に運び逃がす「皮膚流血」
②血液中の水分から汗をつくり出し皮膚表面から蒸発させ気化熱で体温を下げる「発汗」 で行われる。
熱中症になりにくい体をつくるには、「皮膚血流」と「発汗」の機能を維持・高めるために「血流量」を増やすことが重要。車でたとえると、エンジンの熱をラジエーターで冷却できずオーバーヒートを起こしてしまうのと一緒の原理で、血液量が増えることでそのオーバーヒートが起きにくくなるということです。
その「血流」を増やす為には、、、『運動+牛乳』
早歩きなど息が切れるくらいのやキツめの運動をした後30分以内に、コップ1~2杯の牛乳を摂ると血液量が増える。ということで、建設業の場合、作業開始から30分以内に牛乳を飲むとを習慣化すると◎
そんな作業開始後、早い段階で牛乳なんて飲めない! 牛乳が嫌い!! という方は、ハチミツやジャムを入れたヨーグルトを1~2個または、パンやクラッカーと一緒にチーズ(6Pチーズを2個)を食べるのでも良いようです。
でも、そんな作業開始後、早い段階で飲んだり食べたりできないですねー。会社として「熱中症予防のおやつタイム」を取ってもらわないと、、、。
現場を管理している方!!! これを読んだら、「熱中症予防のおやつタイム」を是非、とっていただきいです。よろしくお願いいたします。水分を摂るのも忘れずに!
プラスデコ 赤須 ☺
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