押入が湿気ていて、市販の湿気取りがすぐいっぱいになるとのご相談をいただきました。基礎周りを確認すると、布基礎で基礎高が20cmほどしかなく、浴室に近い基礎部分に床下換気口がないため、湿気を含んだ空気が停滞している様子でした。また、以前取り付け止まったままの換気扇がじゃまをして空気の通りをさらに悪くしていました。
そこで、三菱電機の床下用換気扇V-09FFS3を3台設置しました。コントローラ付きなので、湿度の高い朝晩や雨天の日などは換気を止め、湿気の低い晴れた日中だけ換気をする設定ができます。設定は、湿度60%以下、9時~15時だけ換気扇を回し、湿気を除去する対策を施しました。
①既存の床下換気口を利用し、床下換気扇を取り付け
既存換気口に設置してあった、虫よけ網とグリルを外します。
動いていなかった既存の換気扇も取り外しました。
新たに三菱電機の床下換気扇を嵌め込みます。
電気とアース配線を施し取付完了。
コントローラ。温度センサー+プログラムタイマーで、3台を一括して最適に運転できます。
②床下換気口がない部分に、床下換気扇を取り付け
床下換気扇本体寸法 W520mm×H220mm あるため、設置する部分の基礎にかかる土を掘り下げます。
床下換気扇を基礎部分にはめ込めないので、ステンレスで枠を作り嵌め取り付けました。
鉄筋がない部分を見定め、基礎にコア抜きをします。
2つファンがあるため、2つ穴を開けました。
床下換気扇を設置。
床高がないため、地面を掘り下げた状態での完成です。
これで、床下の空気が流れるようになり、湿気はかなり減ってくると思います。もし、思うような効果がなかった場合、布基礎なので地面が見えている部分に防湿シートを敷いてコンクリートを打設または炭を敷くなどの施工が必要です。
湿気は、お住まいを傷める原因です。お部屋にカビが生えやすいなどお悩みがありましたら、床下からの湿気を確認していただければと思います。
お住まいの畳のカビ対策については、こちらの日記をご覧ください。家の構造や床下に問題がある場合もあので注意して、家の周りも点検してみてください。
● 床下換気口を塞ぐように、物が置かれている。床下の換気ができないので、湿気が溜まっている。
● 床下に水路や田んぼの水が下部に浸透していて、全体的に湿っている。
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最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
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