玄関庇のリフォーム

公開日:2019/10/09(水) 更新日:2019/10/09(水) 業務の中で外壁・屋根

栗が!さんまが!きのこが!
秋の味覚の誘惑が激しい昨今ですが、減量継続中のため我慢ガマンです!
美味しいのでどうしても食べすぎてしまいがちなので、ちゃんと節制していきます!

今回の内容は玄関庇のリフォームを案内します!

こちらはアスファルトシングルが葺いてあった玄関庇です。
アスファルトシングルは北米生まれの屋根材で、米国では7~8割の家に使われています。
錆びたり欠けたりせず加工も容易でしかも軽量という優秀な材料です。
ですが、築40年を経過してかなり傷んでいます。
材料自体がボロボロに崩れ、苔の玉ができているのが確認できます。
40年も頑張ってくれた玄関庇を、金属でカバーしていきます。

1:既存屋根撤去

まずは既存のアスファルトシングルを取り除いていきます。
軒下になっていた部分は雨に当たらず傷みが少ないですね。
これを取り除いていくと……


なんと下に葺かれている防水シートが半分なくなっていました!
ちょうど軒から出ている部分ですので、傷みの差は歴然ですね。

2:野地板施工


傷んでしまった野地板の上に、新たに針葉樹の板を敷設していきます。

3:ルーフィングシート施工


新しく敷設した野地板の上にルーフィングシートを施工します。
撤去した写真に写っているボロボロの黒いシートが既存のシートです。
これを新しく作り直し、防水能力を万全にします!

4:役物設置


屋根の下端にあたる部分に金物を入れ、端部を処理していきます。

5:金属屋根葺き


端部の処理が終わったら、金属屋根を葺いていきます。
今回選んだのは縦葺きの屋根です。
玄関庇などの勾配が取りにくい屋根にはうってつけの工法です。

6:端部処理


葺き終わった屋根材の端部を折り曲げて始末し、嵌合している端部をキャップでカバーします。

7:水切り設置


最後に、壁と隣接している部分に水切りを設置して完了です!

今回の工事は一日で終りました!
とてもきれいになって、お施主様も大変喜んでいただけました!

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