玄関の床、仕上げに使用されるのは内側も外側もタイルがほとんど。
タイル1枚ごとの見た目はもちろん重要ですが、タイルの大きさと貼り方こそがお部屋全体の雰囲気をデザインします。
貼り方はシンプルにタイルをまっすぐ並べた通し目地(いも目地)、タイルを半分づつずらしてレンガ積みのように交互に並べる破れ目地(うま目地)。
基本はこの2つ、他に一枚ごと大きさを変えたり市松模様にしてみたりと様々。
そして、タイルは大きいものほど貼るのが難しく、技量が必要になってきます。
理由は下地。タイルの下は完全に平滑にする必要があります。
一枚が大きいほど完璧な下地でなければタイルがぐらぐら揺れてしまいます。
さらに一枚は綺麗に貼れてもそれを部屋全体に貼ると本当に難しい。
こんなに難しい仕事を職人が完成させてくれたときの感動は、タイルが、壁が、光り輝いて見えてきます。
左官工事は時代の流れに伴い仕事量が減少しています。その中でも一線で戦い続ける職人の技術と魂は、天下一品そのものです。
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