梅雨真っ只中!湿気が多く蒸し暑い日が続いています。お部屋に外の空気を通すこともできず、和室の畳にカビが生えてしまった!なんてことはないですか?
イ草で作られた畳は、内部がスポンジ状になっており空気を含むので程よいクッション性があります。また、表面はサラッとしていて夏は快適に過ごせる床材です。
しかし、自然素材のイ草は栄養分がある上、空気の吸放湿を行う性質があり、特に湿度が高い梅雨時期はカビが生えやすくなります。そのカビを餌とするダニも増殖するので日頃のお手入れが大事です。
カビの発生を防ぐには、、、
①カビの原因となる、チリ・ホコリを取り除く。年に1,2回は、家具の裏や押入のホコリも取り、風を通す。
畳の上に敷物をしている場合は特にホコリが溜まりダニも発生しているので、掃除はこまめにする。
②湿度を抑える。 エアコンの除湿機能(ドライ)や除湿器を使う。
③お部屋の換気をする。普段使わない和室は特にカビやすいので、休日など天気の良い日は風を通す。
④家の構造や床下に問題がある場合もあので注意して、家の周りも点検する。
● 床下換気口を塞ぐように、物が置かれている。床下の換気ができないので、湿気が溜まっている。
● 床下に水路や田んぼの水が下部に浸透していて、全体的に湿っている。
カビが生えてしまったら、、、
①天気の良い日に、窓を開け風通しをよくします。
②マスクとゴム手袋を付ける。
③消毒用エタノールをスプレーボトルと、消毒用エタノールを紙コップに用意し歯ブラシを浸しておく。
④カビにスプレーし、15分ほど放置する。
⑤15分経ったら、消毒用エタノールに浸しておいた歯ブラシを使って、畳の目に沿ってカビを取っていく。
⑥取ったカビをすくい、紙コップに入れた消毒用エタノールの中で洗う。紙コップの消毒用エタノールが汚れてきたら、新しい消毒用エタノールに交換する。
⑦畳に生えたカビがなくなるまで④~⑥まで繰り返し、カビが取れたら消毒用エタノールを再度スプレーして、畳の目に沿って雑巾で乾拭きする。
⑧扇風機などを使い、よく乾燥させる。
気持ちよく夏を迎えるために、天気の良い日は換気を心掛け、この梅雨で発生するカビを防ぎましょう!!
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